思い出そう 当時のことを
阪神淡路大震災が発生してから
今日で23年が経ちました。
それまで経験したことのない揺れに襲われ
恐ろしい思いをしましたが
平穏な日々を過ごしていると
徐々に当時の恐怖を忘れてしまいます。
よく、地震のさいは、ガスコックを締めてから逃げること
と云われますが
分電盤のブレーカーを落すことも忘れないように。
阪神淡路大震災のさいは、火災の60%が
通電火災によるものだったそうです。
通電火災とは
地震のさいに、広範囲で停電になります。
停電になると、電化製品は動かなくなります。
電化製品が倒れたり、物の下敷きになったり
電気ヒーターの周りに物が倒れたりで
物が散乱した状態になります。
そのままの状態で避難してしまうと
停電が復旧したさい、電線がショートしたり、ヒーターが動きだしたりで、
物に引火し、時間差で火災が発生します。
こういった火災を 通電火災 といいます。
避難のさいには、慌てず、ガスコックと分電番ブレーカーを落すように心がけましょう。
今一度、当時のことを思い出し、防災意識を高めましょう。